ノロからC5のサブラクセーション

 

去年に、保育園で働いているクライアントの方が、ノロにかかってしまったようです。

 

子供の吐瀉物からの感染ですね。

 

症状としては、

 

腹の地獄のような苦しみ(その日のみ)

後は、ずっと調子が悪い

左のワキに、赤いアザが出る

全身の倦怠感

 

などですね。

 

・・・ん?左脇?

 

腋窩神経?

 

いやいや、胃からの迷走神経が・・・。

 

いやいや、胃のそばにある横隔膜からのエラー?

 

横隔膜は、C3・C4・C5。

腋窩神経は、C5・C6。

 

C5が、かぶりますね・・・。

 

触診してみるとビンゴ。

 

C5が左側方変位。

いつもは無いサブラクセーションです。

 

やはり、C5からのエラーで、皮膚に症状が出た?

 

神経は、神経叢となり吻合しています。

 

この神経叢は、機械力学的に見事な構造なのですが。

 

例えば、四肢に伸びる神経を引っ張るとすると、その神経叢に由来する椎間孔全てに均等に力が分散するらしいです。

これなら、強い外力が掛かっても、神経のダメージは最小限に抑えられる。

 

 

迷走神経は、その名の通り迷走していて複雑すぎるし、吻合も悲惨なほど複雑。

今回は、何とかこじつけた感じで理論を考えましたが。

 

 

C5のアジャストメントと、全身の調整。

施術後は、楽になったようだし、まあOKかと。

 

次回、来院の際に予後を聞かないといけませんが。

 

整体は難しく、勉強が終わらなくて頭が狂いそうです(笑)

 

でも、こういう事を考える事を止めると、整体師・カイロプラクターとして成長出来ないから・・・。

自分の目指す手技療法家になれるなら、頑張れます。

 

 

そんなこんなで、今後も考え続ける宮﨑なのでありました。