ボトックス注射で、温和に

クライアントのIさんが、ボトックス注射を眉間に打ったらしいです。

 

Iさんは、某大手の女性管理職。

心身共に大変な仕事をされてます。

 

 

ボトックス注射とは?

 

私はよく知らなかったのですが、ボトックス注射とは、ボツリヌス菌の毒素(ボツリヌストキシン)を医薬品として生成したものを注射するものらしいです。

 

注射後は1週間程度かけながら徐々に表情筋の収縮が弱まり、表情筋の動きが弱まることによってシワが徐々に薄くなっていくとの事。

 

 

美容整形の分野みたいなので、ノーマークでした。

 

 

今回は、仕事中に険しい表情になってしまうとの事で、眉間に注射したとの事。

 

 

 

眉間にボトックス注射をした結果

 

注射しても、すぐに仕事出来たりして、しかも目立たないとの事。

効果は、4カ月くらい。

 

本人の実感としては、眉間にまったく力が入らないらしい。

 

その為か?

 

仕事でもピリピリしなくなり、精神的に追い詰められなくなってきたとの事。

 

注射前は、責任感の塊で真面目過ぎで、働きすぎ。

その為に、心身を壊すほどだったのですが。

 

踊る大捜査線の室井管理官みたいな表情だったのが・・・。

 

今は、気楽に、しかし仕事はしっかり出来ているとの事。

結果的に、手軽で価格も手ごろなボトックス注射で、上手く生き方の切り替えが出来たと言っても良いのかと。

 

4カ月で効果が薄まるか消えるなら、後二回ほど打って一年やれば、状態を固定出来るかもしれません。

 

 

 

整体で考える感情と緊張

 

私がお世話になっている大和整体でも、昔から感情と緊張についての関連性を学んだものです。

 

ある感情が出る時は、必ず身体に一定のパターンの緊張が出る。

 

 

つまり、感情が出るのは身体の緊張パターンとセットなのです。

 

 

整体では、この緊張パターンを崩します。

感情が出るのと、筋肉の緊張パターンが出るタイムラグもありますが、私の経験的には有効かと。

 

 

その結果、緊張パターンという前提が無いので、それに準じた感情が湧かないか、湧きにくい。

 

精神面に直接どうするとかではなく、身体の構造的な所を攻める事が出来るのが整体の利点と言えますね。

リスクも低い。

本人も、気が付かないステルス的な刺激による変化。

 

これを精神面から変えようとすると、本人というか施術者が危ない。

 

整体なら、相手のフィールドでなく、こちらのフィールドで勝負出来るので勝率も高くなります。

 

この辺を詳しく書くと、多くなるので割愛します(笑)

 

 

 

ボトックス注射で、温和に

 

今回のケースだと、

 

ボトックス注射をして眉間にシワが寄らなくなりました

眉間にシワが寄る緊張パターンが発生しません

特定の感情が湧く条件が揃わないので、その特定の感情が湧きません

 

と、いう感じになったのかと。

 

 

温和な緊張パターンの条件が、ボトックス注射の効果により継続するので、その前提条件により結果的に温和になり続ける。

 

これは、面白いですね。

 

整体師的には、注射で調整して弱めているとはいえボツリヌス菌の毒素(ボツリヌストキシン)を注射か・・・とか思ってしまいますが。

 

まあ、そんなん言ったら生ワクチンとかどうすんだとかいう話ですし。

 

今回のような件もある。

 

 

何事も、バランスというか、やってみないと分からないというか。

条件によっては、ありですねえ。

 

極端な条件なら、極端な手段しかない時もある。

やり方次第。

 

 

 

いやー、勉強させてもらいました。

 

 

こういう事があるから整体の仕事は面白いです。

しかし、面白いと感じるくらいには、勉強が必要ですね。

 

今後も、精進します。